ラベンダーは、地中海原産のシソ科の多年草植物で、美しい花と香りで人気があります。
育て方も比較的簡単で、初心者でも挑戦しやすいハーブです。
しかし、ラベンダーは植え替え時期を間違えると、枯れてしまうことがあります。
そこで今回は、ラベンダーの植え替え時期と、根を切るタイミングと方法について詳しく解説します。
ラベンダーの根を切るタイミング
ラベンダーの植え替え適期は、一般的に春か秋です。
植え替えの際に根を切る主な目的は、根詰まりの解消、生育の促進、株の若返りなどです。
- 根詰まりの解消:鉢植えの場合、根が鉢いっぱいに張ってしまうと、水や栄養分の吸収が阻害され、生育が悪くなります。
- 生育の促進:根を切ることで、新しい根の発生を促し、植物全体の生育を活性化させます。
- 株の若返り:古い根を取り除くことで、株全体の活力を高め寿命を長く保つことができます。
根詰まりしていると、水や養分が行き渡らず、植物が弱ってしまいます。
根詰まりしているかどうかは、鉢底から根が出ているか、水やりしてもすぐに水が鉢底から流れ出るかどうかで判断できます。
根が出ているか、水がすぐに流れ出る場合は、根詰まりしている可能性があります。
ラベンダーの根を切る方法
ラベンダーの植え替えを行う際は、根を切ることが必要になります。
根切りを行うことで、古い根を取り除き、新しい根の生長を促進することができます。
- 清潔な道具:剪定バサミやナイフなど、清潔な道具を使用することで、病気の感染を防ぎます。
- 切り口:根の切り口は、鋭利な刃物でスパッと切ることが重要です。
- 切り取る量:根を切りすぎると、植物が弱ってしまう可能性があります。根鉢全体の1/3程度を目安に、伸びすぎた根や傷んだ根を切り取るようにしましょう。
- 消毒:切り口を殺菌剤などで消毒すると、病気の予防になります。
ラベンダーの植え替えのタイミング
ラベンダーの植え替え時期は、春と秋の2回です。
春の植え替え時期は、4月下旬~5月中旬頃です。
この時期は、ラベンダーの成長が活発になる前に植え替えることができます。
また、春に植え替えると、夏までに根がしっかりと張ることができ、秋冬の寒さにも耐えやすくなります。
秋の植え替え時期は、9月下旬~10月中旬頃です。
この時期は、ラベンダーの開花が終わって、新しい芽が出る前の休眠期に入ります。
休眠期に植え替えることで、ラベンダーへの負担を減らすことができます。
ラベンダーの種類別の植え替え時期
- イングリッシュラベンダー:春または秋
- フレンチラベンダー:春
- ラバンディンラベンダー:春または秋
植え替えのサイン
以下のサインが見られたら、植え替えを検討しましょう。
- 根詰まり:鉢底から根が出ていたり、水やりをしても水がなかなか浸透しない場合は、根詰まりを起こしている可能性があります。
- 生育不良:株の生育が鈍かったり、葉が黄色くなったりする場合は、根詰まりや栄養不足が原因かもしれません。
- 株の老化:株が古くなり、花付きが悪くなったり、株全体が弱ってきた場合は、植え替えによって株を若返らせることができます。
その他
- 植え替えの際は、根鉢を崩さずに、一回り大きな鉢に植え替えるのが基本です。
- 植え替え後は、たっぷりと水を与え、直射日光を避けて、風通しの良い場所で管理しましょう。
ラベンダーの植え替え方法
ラベンダーの植え替えは、株の生育を良く保ち、より多くの花を咲かせるために重要な作業です。
以下に、ラベンダーの植え替え方法を詳しくまとめました。
植え替えの準備
用意するもの
- 新しい鉢:現在の鉢より一回り大きいものを選びましょう。
- 鉢底石:水はけを良くするために、鉢底に敷きます。
- 用土:ラベンダー専用の培養土、または水はけの良い培養土を使用します。
- 園芸用手袋:土や植物に触れる際に手を保護します。
- スコップ:土を掘ったり、鉢底石を入れたりする際に使用します。
- 剪定バサミ:伸びすぎた根や傷んだ根を切る際に使用します。
- じょうろ:植え替え後に水やりをする際に使用します。
植え替えの手順
- ラベンダーを鉢から取り出す:根鉢を傷つけないように、優しく丁寧に鉢から取り出します。
- 根の整理:根鉢を軽くほぐし、伸びすぎた根や傷んだ根を剪定バサミで切り取ります。
- 鉢底石を敷く:新しい鉢の底に、鉢底石を敷き詰めます。
- 用土を入れる:鉢底石の上に、用土を鉢の半分程度まで入れます。
- ラベンダーを植え付ける:根鉢を崩さずに、ラベンダーを鉢の中心に植え付けます。
- 用土を足す:根鉢の肩が鉢の縁から2~3cm下になるように、用土を足します。
- 水やり:植え付け後、たっぷりと水を与えます。
- 日陰で管理:植え替え直後は、直射日光を避け、風通しの良い日陰で管理します。
ラベンダーの植え替え後の管理
ラベンダーの植え替え後の管理は、株を健全に育て、美しい花を咲かせるために非常に重要です。
適切な管理を行うことで、ラベンダーは新しい環境に速やかに適応し、より豊かに成長することができます。
以下に、植え替え後の具体的な管理方法をまとめました。
水やり
- 植え替え直後:植え替え後、たっぷりと水を与えます。鉢底から水が流れ出るまで、しっかりと水やりを行いましょう。
- その後:土の表面が乾いたら水やりを行います。ただし、過湿は根腐れの原因となるため、乾燥気味に管理することが大切です。
- 冬:冬は生育が緩やかになるため、水やりの頻度を控えめにします。土が完全に乾いてから水を与えるようにしましょう。
日当たり・場所
- 日当たり:ラベンダーは日光を好みます。日当たりの良い場所で管理しましょう。ただし、真夏の直射日光は葉焼けの原因となる可能性があるため、注意が必要です。
- 風通し:風通しの良い場所で管理することも重要です。風通しが悪いと、病気や害虫が発生しやすくなります。
肥料
- 植え替え直後:植え替え直後は、肥料を与える必要はありません。
- その後:2週間ほど経ってから、液体肥料などを与え始めます。
- 肥料の種類:ラベンダー専用の肥料、または草花用の肥料を使用しましょう。
- 与える頻度:生育期には、月に1〜2回程度肥料を与えます。
- 冬:冬は生育が緩やかになるため、肥料を与える必要はありません。
剪定
- 目的:剪定は、株の形を整え、風通しを良くするために行います。
- 時期:開花後、または生育期に行います。
- 方法:伸びすぎた枝や枯れた枝を切り取ります。
- 注意点:強く剪定しすぎると、株が弱ってしまうことがあります。
病害虫対策
- 病気:うどんこ病や灰色かび病などが発生することがあります。
- 害虫:アブラムシやカイガラムシなどが発生することがあります。
- 対策:病害虫が発生した場合は、早めに適切な薬剤を散布しましょう。
その他
- マルチング:植え替え後、株元に腐葉土やバークチップなどを敷くことで、乾燥を防ぎ、雑草の発生を抑制することができます。
- 株の観察:定期的に株の状態を観察し、異常があれば早めに対処しましょう。
まとめ
ラベンダーの植え替え時期と根を切るタイミングをご紹介しました。
ラベンダーの植え替え時期は、春と秋が適しています。
根詰まりしている場合は、根を少し切ることで、新しい根が生えやすくなりますし、より健やかに育てることができます。
植え替え後は、日当たりの良い場所で育て、水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
上記でも記述してるように、これらのポイントを押さえて、ラベンダーを植え替えたり、根切をして元気に育てて下さいね。
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