ラベンダー剪定しすぎはNG!?枯れる原因と正しい剪定方法

ラベンダー剪定しすぎはNG ハーブ

ラベンダーは、地中海原産のハーブで、美しい花と爽やかな香りで人気があります。

しかし、剪定の仕方を間違えると、花つきが悪くなったり、枯れてしまうこともあります。

そこで今回は、ラベンダーの剪定時期と正しい剪定の仕方、剪定しすぎによる枯れる原因について解説します。

ラベンダーを枯らさないための正しい剪定の仕方と注意点について確認してみて下さい。

ラベンダーを剪定しすぎると枯れるのはなぜ?

ラベンダー剪定しすぎはNG

ラベンダーを剪定しすぎると枯れる理由

  • 寒さに耐えられなくなる
  • 新芽も切ってしまう可能性がある
  • 乾燥しやすくなる
  • 病害虫が発生しやすくなる
  • 根への負担が大きくなる

の5つがあります。

それぞれの理由をご紹介します。

寒さに耐えられなくなる

ラベンダーは剪定することで枝葉が減り、冬場の寒さから身を守る力が弱くなります。

特に、11月から3月にかけての剪定は厳禁です。

この時期はラベンダーが休眠状態に入り、寒さに対して最も弱くなるためです。

新芽も切ってしまう可能性がある

ラベンダーの花芽は、前年の秋に枝の先端に形成されます。

そのため、3月~4月頃に剪定を行うと、まだ形成されていない花芽まで切ってしまう可能性があります。

花芽を切ってしまうと、その年はその枝から花が咲かなくなります。

乾燥しやすくなる

ラベンダーは乾燥には強い植物ですが、剪定しすぎると葉の数が減り、蒸発量が多くなります。

特に、夏場は高温多湿になりやすく、乾燥しやすいので注意が必要です。

病害虫が発生しやすくなる

ラベンダーを剪定しすぎると、枝葉が密集して風通しが悪くなります。

風通しが悪くなると、病害虫が発生しやすくなります。

根への負担が大きくなる

ラベンダーは根が浅く、張りが弱い植物です。

剪定しすぎると、枝葉から養分を吸収する力が弱くなり、根への負担が大きくなります。

根が弱ると、水や養分を十分に吸収できなくなり、枯れてしまう可能性があります。

ラベンダーの剪定時期はいつ?

ラベンダー剪定の時期

ラベンダーの剪定時期は

  • 開花直後(4月〜9月)
  • 梅雨入り前(3月〜4月)
  • 秋から冬(10月〜12月)

の大きく分けて3つあります。

それぞれの時期についてご紹介します。

開花直後(4月〜9月)

ラベンダーの花が終わった後、5月〜7月頃が剪定の適期です。

この頃剪定することで、風通しを良くし、病害虫の発生を防ぎ、翌年の花つきを良くすることができます。

梅雨入り前(3月〜4月)

梅雨入り前に剪定することで、高温多湿に弱いラベンダーの負担を軽減することができます。

また、新しい芽が出る前に剪定することで、形を整えやすくなります。

秋から冬(10月〜12月)

秋から冬にかけての剪定は、強剪定と呼ばれ、枝を根元近くまで切り戻します。

強剪定することで、株を若返らせることができ、翌年の成長を促すことができます。

ただし、強剪定は3〜5年ほどに1回程度にとどめ、毎年行うのは避けましょう。

ラベンダーの正しい剪定方法は?

ラベンダーの正しい剪定方法

ラベンダーの剪定は、開花の時期や目的によって時期や方法が異なります。

  • 開花後の剪定
  • 秋の剪定
  • 春の剪定

の大きく3つの時期があります。

ここでは、それぞれ詳しく紹介いたします。

開花後の剪定

目的:花が終わった後の剪定は、次の花の芽を促し、株全体の風通しを良くするために重要です。

時期:開花直後~7月頃

方法:花茎は、花序の下部にある新芽の少し上あたりで切り落とします。

枯れた花序や葉も一緒に取り除きます。

枝が密集している場合は、風通しを良くするために間引き剪定も行います。

注意点:剪定の時期が遅れると、次の花の芽が少なくなる可能性があります。

剪定した後は、追肥をして株の養生をしましょう。

秋の剪定

目的:秋の剪定は、翌年の春の新芽の芽吹きを促し、株の形を整えるために重要です。

時期:9月~10月頃

方法:伸びすぎた枝や、枯れた枝、病害虫に侵された枝を切り落とします。

枝全体の3分の1程度を目安に剪定します。

地面近くまで伸びている枝は、根元から切り落とします。

注意点:剪定の時期が遅れると、寒さに弱くなる可能性があります。

剪定した後は、剪定屑を処分して、病害虫の発生を防ぎましょう。

春の剪定

目的:春の剪定は、株全体のバランスを整え、風通しを良くするために重要です。

時期:3月~4月頃

方法:冬の間に枯れた枝や、徒長した枝を切り落とします。

混み合っている枝を間引き剪定します。

地面近くまで伸びている枝は、根元から切り落とします。

注意点:剪定の時期が遅れると、新芽の成長を妨げる可能性があります。

剪定後は、追肥をして株の成長を促しましょう。

ラベンダーの種類や特性と剪定時期

ラベンダーは、地中海沿岸地域原産のシソ科の植物です。

39 種類以上の種があり、それぞれ異なる特性を持っています。

ここでは、代表的なラベンダーの種類や特性とそれぞれの剪定の時期をご紹介します。

アングスティフォリア系(イングリッシュラベンダー)

代表的な品種:ヒドコート、ロイヤルブルー、ムーンライト
花色:紫、白、ピンク
香り:強くて甘い
特性:寒さに強く、暑さに弱い
利用法:アロマテラピー、ハーブティー、ポプリ
剪定時期:冬~早春
その他:耐寒性が高く、強剪定にも耐える

ラバンディン系

代表的な品種:スーパー、グロッソ、アーサー
花色:紫、白
香り:強くてスパイシー
特性:暑さに強く、寒さに弱い
利用法:アロマテラピー、ハーブティー
剪定時期:冬~早春
その他:アングスティフォリア系と同様に強剪定可能

ストエカス系(フレンチラベンダー)

代表的な品種:パピヨン、アンバー、ティヌス
花色:紫、白、ピンク
香り:弱くて甘い
特性:暑さに強く、寒さに弱い
利用法:観賞用
剪定時期:花後と冬
その他:木質化しやすく、剪定に注意が必要

デンタータ系

代表的な品種:リッチフィールド、プルメリア
花色:紫、白
香り:強くてスパイシー
特性:寒さに強く、暑さに弱い
利用法:アロマテラピー、ハーブティー
剪定時期:花後
その他:比較的小型で、樹形を乱さない程度に剪定

プテロストエカス系

代表的な品種:レースラベンダー、シルバーリーフ
花色:紫、白
香り:弱い
特性:暑さに強く、寒さに弱い
利用法:観賞用
剪定時期:冬
その他: 耐寒性が弱いため、霜に注意して剪定

スピカ系

代表的な品種:ラバンジン、スーパー
花色:紫、白
香り:強くてスパイシー
特性:暑さに強く、寒さに弱い
利用法:アロマテラピー、ハーブティー
剪定時期:冬
その他: 比較的新しい品種で、剪定に関する情報が少ない

ラベンダーを剪定しすぎない為の注意点

ラベンダーを剪定しすぎない為の注意点

ラベンダーは剪定をこまめに行うことで、美しい形を保ち、花つきを良くすることができます。

しかし、剪定のしすぎは逆効果となり、株を弱らせてしまう場合があります。

ラベンダーを剪定しすぎない為の注意点は、以下の3つが挙げられます。

剪定時期を守ること

ラベンダーの剪定は、時期を間違えると株を傷めてしまう場合があります。

適切な剪定の時期は以下の通りです。

花が終わった後:花が終わった後は、花茎を根元から切り落としましょう。

こうすることで、株全体の風通しを良くし、次の花の芽の発芽を促すことができます。

秋から冬:秋から冬にかけては、全体のボリュームを調整する剪定を行うことができます。

ただし、剪定しすぎると寒さに弱くなるので、枝の先端を軽く刈り込む程度にとどめましょう。

:春の剪定は、新芽が出る前に全体のバランスを見ながら行うようにしましょう。

込み合った枝や枯れた枝を剪定することで、風通しを良くし、日当たりを改善することができます。

切りすぎないこと

ラベンダーは、剪定しすぎると株が弱ってしまいます。

目安としては、全体の枝葉量の1/3以下を剪定しないようにしましょう。

剪定後の管理

ラベンダーを剪定した後は、以下の点に注意して管理しましょう。

水やり: 剪定した後は株が弱っているため、乾燥に注意が必要です。

土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。


肥料
: 剪定した後は、肥料を与えて株の回復を促しましょう。

これらの点に注意して、ラベンダーを剪定することで、美しい花を長く楽しむことができます。

まとめ

ラベンダー剪定しすぎ まとめ

ラベンダーの剪定しすぎはNG。

枯れる原因と正しい剪定の仕方をご紹介いたしました。

ラベンダーは剪定に強い植物ですが、剪定の時期や仕方を間違えると枯れてしまうことがあります。

ここで紹介しました剪定の時期や正しい剪定の仕方、注意点に気を付けて頂いて剪定を行っていただければと思います。

ラベンダーを綺麗に健康に育てて、ガーデンライフを楽しくお過ごし下さいね。

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